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広告運用

インスタ広告を福岡で頼む前に、社内で決めておく4つのこと

インスタ広告を頼みたいけれど、何から決めればいいか分からない。

 公開 | 文:関 秀平(取締役副社長)

明るい店先のカウンターで、スマートフォンを手にしている人の後ろ姿と、横に置かれたメモ帳とペン

このコラムでは、福岡でインスタ広告(Instagram広告)の運用代行を頼む前に、社内で決めておきたい4つのことが分かります。見積りを取り始める前に決めておくと、どの会社に聞いても同じ条件で比べられます。

4つとは、広告から何をしてほしいか、写真や動画を誰が用意するか、月の広告費と総額の上限、広告から来た人の受け皿です。広告の設定そのものは運用の担当者の仕事ですが、この4つは会社の側にしか決められません。あわせて、店舗とネットショップで見る数字が違うことと、福岡の店舗が地域を絞って出すときの考え方も書きます。

インスタ広告はMeta広告の一部で、出し方が2通りあります

インスタ広告は、Metaという会社が提供する広告(Meta広告)の一部です。Facebookに出す広告もInstagramに出す広告も、同じ管理画面(Meta広告マネージャ)で作り、配信先を選んで出します。そのため運用代行の窓口では、「インスタ広告」と「Facebook広告」を分けずに「Meta広告」としてまとめて扱うことが多く、見積書に「Meta広告運用」とあればInstagramへの配信も含まれるのが一般的です。含まれるかどうかは、念のため聞いておいてください。

出し方は大きく2通りあります。ひとつは、Instagramの投稿にある「宣伝する」ボタンから出す方法です。投稿済みの写真や動画を選び、目的と予算と期間を決めるだけで始められるので、広告を試す入口として手軽です。もうひとつは、Meta広告マネージャで一から組む方法です。見てもらう人の条件、表示される場所、広告ごとの文章や画像の出し分け、成果の計測まで細かく決められます。

「宣伝する」ボタンは、選べる目的や出し分けの自由度が、広告マネージャより限られます。購入や予約の計測まで細かく調整したい場合や、複数の広告を並べて比べたい場合は、広告マネージャで組むのが一般的です。運用代行も、多くの場合は広告マネージャで運用するので、このあとの4つを決めてから声をかけると、話が早く進みます。

決めること1と2:広告から何をしてほしいか、写真と動画は誰が用意するか

1つ目は、広告を見た人に何をしてほしいかです。購入、予約、来店、問い合わせの中から、いちばん数えたいものを1つ決めます。複数あってもかまいませんが、優先順位を先につけておくと広告の組み方が決まります。たとえば美容室や飲食店なら予約、ネットショップなら購入、教室や工事の会社なら問い合わせ、といった具合です。

あわせて、その結果をどこで数えるかも決めます。自社サイトの予約フォームや購入ページなら、計測の設定(広告から来た人が購入や予約をしたことを数える設定)を入れれば数えられます。外部の予約サイトを使っている場合は、この設定を入れられず、数えられないことがあります。電話での予約や来店したときの会計は、通常の設定では広告の数字に出てきません。電話の予約が多い店なら、電話口で「何を見て知りましたか」と聞く、予約フォームにその欄を足す、といった方法で補います。数える場所が決まっていないと、運用代行に頼んでも、成果を判断する材料がそろいません。

インスタ広告では、いいねや保存、動画の再生数を成果として見てしまうことがよくあります。これらは広告に反応した人の数で、購入や予約とは別の数字です。反応が多くても予約が増えていない広告もあれば、反応は少なくても予約につながる広告もあります。決めた目的の数字、つまり購入なら購入数と1件あたりの費用、予約なら予約数を成果として見てください。

2つ目は、写真と動画を誰が用意するかです。インスタ広告は画像と動画が主役なので、素材の質と量が成果を左右します。運用代行の料金に撮影や編集が入っているとは限らず、入っていなければ、自社で撮るか、別に制作を頼むことになります。月に何点ほど差し替えるのか、撮影は誰が担当するのか、スマートフォンで撮った素材でよいのかを、あらかじめ決めておいてください。広告は出し続けると同じ人に何度も表示され、反応が落ちてくることがあります。新しい素材を定期的に用意できるかが、続けやすさに関わります。素材づくりを外に頼む場合は、広告クリエイティブ制作のページに内容をまとめています。

決めること3と4:総額の上限と、広告から来た人の受け皿

3つ目は、お金の上限です。月の広告費(Metaに支払う分)と、運用代行の費用は別々にかかります。この2つを足した総額を、毎月いくらまでにするかを先に決めてください。足すときは、税込か税別かをそろえます。広告費だけを決めて見積りを取ると、運用費が上乗せされたときに予算を超えることがあります。撮影や制作の費用を別に見るなら、それも総額に入れます。

運用費には、広告費の何%という料率の会社と、毎月の固定金額の会社があります。どちらも成り立つ料金の形で、広告費の大きさによって割安にも割高にもなります。比べ方の詳しい説明は、料率制と固定制のどちらを選ぶかに書いています。

4つ目は、広告から来た人の受け皿です。広告を見た人が最初に開くのは、LPや予約ページです。LP(広告から来た人に向けて作る1枚のページ)や予約ページが、スマートフォンで見やすいか、申し込みの入力が長すぎないかを、広告を出す前に確かめます。広告の運用が上手でも、受け皿の側で人が抜けてしまうと、購入や予約は増えません。ページ作りはLP制作のページで扱っています。

受け皿には、物や席の面もあります。ネットショップなら、注文が増えたときに在庫と出荷が追いつくか。店舗なら、予約が入ったときに席数や施術の枠が足りるか。広告が当たると、予想より早く埋まることがあります。1日に受けられる数を先に把握しておくと、広告費を増やすかどうかの判断もしやすくなります。

店舗とネットショップでは、見る数字が違います

同じインスタ広告でも、店舗とネットショップでは、成果の数え方が変わります。ネットショップは購入が画面の上で完結するので、購入数、購入1件あたりの広告費、広告費に対する売上を、広告マネージャの数字で追えます。

店舗は、成果が広告の外で起きます。来店や予約は、広告マネージャだけでは数えきれません。予約フォームからの予約数、電話の件数、来店した人への聞き取りの集計といった自分たちで集めた数字と、広告マネージャの数字を並べて判断することになります。広告マネージャで見えるのは、広告が表示された回数、クリックされた回数、予約ページが開かれた回数までと考えておくと、見方がぶれません。

どちらの場合も、運用代行に頼むときは、何をもって成果とするかを依頼の前に伝えます。店舗の場合は、集計の手間を誰が持つかも決めておいてください。月末に予約の件数を集めて運用の担当者に渡す、といった作業が毎月発生します。

福岡の店舗が地域を絞って出すときの考え方

インスタ広告は、配信する地域を指定できます。福岡市内のほか、市区町村や、指定した地点からの範囲で絞ることもできます。指定できる細かさには下限があります。来店してもらう店舗では、通える範囲の人に出すのが基本の考え方です。

ただし、狭くすればするほどよいわけではありません。範囲が狭すぎると、広告を見る人の数が少なくなり、配信が思うように回らないことがあります。配信が少ないと、どの広告が反応したのかを判断する材料も集まりません。最初は福岡市全体や、近隣の市町村を含む広めの範囲で始め、反応を見ながら絞るほうが進めやすいです。

範囲を決める目安は、お客様が実際に来ている範囲です。いまの来店客が主にどの区、どの沿線から来ているかを店の側で把握しておくと、運用の担当者に伝えられます。観光や通勤で福岡に来る人など、住んでいる場所と店を使う場所が違う人にも出したい場合は、その旨も伝えてください。設定できる項目は変わることがあるため、最新の内容はMetaの公式の案内で確認してください。

Play Valueに頼む場合

Play Valueは、福岡市東区の販売支援・集客支援の会社です。Meta広告(インスタ広告を含みます)の運用は月額150,000円(税別)からで、広告費の料率ではなく、作業の量(工数)で月額を決めます。初月は初期設定の期間で、月額に含みます。作業が増えるときは先に相談し、広告を減らして作業が減れば、見直す前の金額に戻します。福岡市・近郊は、訪問の交通費をいただきません。それ以外の地域は実費で、金額は先にお伝えします。

広告費が少ないうちは、固定の運用費が割高になることがあります。たとえば月の広告費が数万円の段階では、運用費のほうが広告費より大きくなります。広告費がいくらあたりから固定制が割安に転じるかは、料率制と固定制の分かれ目で計算しています。割高になる場合は、先にそうお伝えします。成果の保証はしません。

写真や動画の用意、広告から来た人の受け皿の話も含めて、お問い合わせはフォームから受け付けています。広告の内容はMeta広告運用のページにまとめています。

よくある質問

この記事についての質問

FacebookとInstagramは同じMeta広告として出せるので、出稿先を別々に申し込む必要はありません。ただ、運用代行の見積りでInstagramへの配信が含まれているかは会社ごとに違う場合があるため、契約前に確認してください。

「宣伝する」は、投稿を選んで目的と予算を決めれば出せる簡易な方法です。見てもらう人の条件や広告の出し分け、購入や予約の計測まで調整したい場合は、広告マネージャを使います。まず試すなら前者、成果を数えながら続けるなら後者が向いています。

予約フォームの予約数、電話の件数、来店した人への聞き取りなど、自分たちで集めた数字を広告マネージャの数字と並べて見ます。聞き取りの方法と、集計を誰がするかを、広告を出す前に決めておくと混乱しません。

自社の場合はどうか、を一緒に考えます。

記事の内容について、自社に当てはめるとどうなるかというご相談も承っています。